理事長挨拶

 一般財団法人 熊本県建設技術センターは、公共事業の円滑な執行と建設関連産業の発展に資することを目的として、熊本県、市町村及び建設関連団体からの出捐により、昭和59年に設立された財団法人です。
 設立以来、公共事業等に使用されるコンクリートやアスファルト等の材料試験、公共事業等に従事する技術者を対象とした技術研修、及び工事費用積算等の公共工事発注者を支援する業務も実施してきました。
現在に至るまで、設立の目的に沿って、これらの業務に取り組んでこれましたのも、関係する行政、業界の皆様のご協力、先輩諸氏のご努力によるものと感謝を申し上げます。
 一方、今後の当センターの運営については、近年、公共事業の見直しや予算の縮小などが続いていることから、試験業務の依頼件数も減少傾向にあり、厳しい環境になることも想定されます。
 さらに、公共事業予算の縮小は、必要な社会基盤整備の遅れだけでなく、建設関連業界にとっては、公共事業を適正に執行できる組織や体制をいかにして存続していくかということが喫緊の課題となってきています。
 当センターでは、設立以来、材料試験や技術研修等の業務に取り組んでまいりましたが、近年の公共事業を取り巻く状況等を見ますと、当センターに求められている役割はますます重要になっていると実感しているところであり、これらの業務を将来とも適正に続けていくことが当センターの責務であると考えています。
 当センターは、公益法人制度の改正に伴い、平成25年4月に非営利団体の一般財団法人に移行しています。
 これは、当センターに与えられた責務を将来とも果たしていくためには、社会状況の変化等にも的確に対応でき、公益の立場を堅持しつつも、健全な経営が持続できる組織でなければならない、ということからの選択でございます。
 今後とも、当センターの設立目的に沿って、職員一同精神誠意努めて参りますので、なお一層のご支援、ご協力をお願い申しあげます。